仕事内容紹介WORK
業務紹介
株式会社ハシモトの主な仕事である、
ファーネス工事部の業務について
ご紹介します。
ファーネス工事部
築炉工事の現場で
品質・工程・安全を管理します。
築炉でつくる窯には、鉄鋼炉などさまざまな種類があり、産業の基盤を支えています。また、産業廃棄物等を焼却するための炉や、災害で出た瓦礫を焼却するための炉も存在します。ファーネス工事部では、主要なお取引先に出向き、築炉の現場をまとめる現場監督として施工管理や技術指導を行っています。
築炉業とは、工業炉の内側に耐火物を施工する仕事です。レンガを積んだり、セメント状のキャスタブルと呼ばれる耐火物を吹き付けたり、型枠を組んで流し込む作業を行います。長期の稼働により摩耗した耐火物の張替えも業務の一つです。
当社では以下に紹介する研修装置により、安全で高品質な施工技術を磨く環境が整っています。日々の業務でノウハウを培い、産業の基盤を支えるプロフェッショナルとして活躍しています。
「Brick Layer」の研修装置について
Brick Layerとは?
弊社ではロータリーキルン(回転式の窯)をつくる際、煉瓦を巻くのに使用する機械「Brick Layer」の開発を行っています。
1992年にエアモーター(特許)でタイヤを駆動させるものを生み出してから現在まで、様々な場面・用途に合わせたものを開発してまいりました。
ハシモトでは、Brick Layer(ブリックレイヤー)の研修装置である「Brick Layer Development Kiln」を提供し、講習会などでの研修を行っています。
社外から築炉の職人をお招きし、当社の社員も作業を体験。レンガを積む人、運ぶ人、フォークリフトを操作する人で役割分担し技術を習得していきます。
研修装置を使用しない従来の施工方法では危険が伴い、熟練の職人でなければ不可能な作業もありましたが、Brick Layerの研修装置の開発によりマニュアル化が実現し、「簡単・きれい・安全」な施工方法が可能となりました。
業界の安全管理・品質管理に先駆けて取り組んだハシモトの研修装置。この研修装置の使用により、熟練の作業員でなくても安全で高品質な施工が可能になり、職人不足の解消の一助にもなっています。
ファーネス工事部
先輩社員の1日のスケジュール
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08:00 朝礼
現地の宿泊先から現場事務所に入り、当日の作業内容の確認を行ったうえで朝礼を行います。作業にあたる協力会社や現地作業員の方など、人数は現場によって異なりますが、関係者20~40名全員が集まり、そこで当日の作業内容や安全に関する注意事項の説明を行います。
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08:15 作業開始
現場を巡回し、危険な箇所や作業の進行状況をチェックしたり、作業員へ指示を出したりします。また、現場となっている工場の担当者とも進捗の確認や追加作業が必要ないかなど調整を行っています。
作業員の方には10:00~10:30に休憩を取ってもらいます。 -
12:00 昼休憩
昼食は作業員全員分のお弁当を地元の業者さんに発注し、現場事務所で食べることが多いです。食事をしながら作業の話をする人もいれば、スマホで動画を見ている人、仮眠をとる人など、各自のスタイルで午後の作業に備えます。
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13:00 作業再開
気持ちを切り替えて午後の作業に臨みます。進捗状況などによっては早めに作業が進んでいる人がほかの人の作業を手伝ったりすることもあり、日によっては15時頃に一日の作業が終わることなどもあります。
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15:00 工程会議
多少時間が変わることもありますが、協力会社さんとの工程会議に出席し、日々の作業工程のすり合わせを行います。ガスバーナーを使って鉄板を切断する鉄工業者さんなどもいますので、特に危険回避には細心の注意を払っています。
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17:00 作業終了
当日の作業日報の記入や、翌日の作業スケジュールの作成を済ませて一日の業務が終了です。
宿泊先へ戻ってからは、ゆっくり体を休めたり、食事に出かけたり…。初めての現場などであれば近くをドライブしたりするのも楽しみのひとつです。