先輩社員インタビューINTERVIEW
佐藤 健太(2003年入社)
ファーネス工事部/チーフ
社会的使命を感じながら業務に取り組んでいます
気がつけば入社からすでに20年以上が経とうとしています。ここまで続けられている理由はさまざまですが、あえて二つ挙げるなら職場の雰囲気と仕事の社会的価値でしょうか。
数年前、私が結婚式を挙げたときにわざわざバスを貸し切って出席してくれた社員のみなさん。プライベートなことまで気さくに話せる協力会社の方々。若い人たちが熱心に仕事に取り組む姿を見るのも、私自身のやる気につながっています。
また、高熱にさらされた炉の内部はボロボロで、そのまま稼働を続ければ大事故につながりかねません。それが私たちの手によって見違えるほどきれいになり安全性も保たれます。一般の方の目に触れることはない仕事ですが、もし炉が使えなくなってしまうと工場だけでなく一般の方々の生活に支障が出るかもしれません。大きな使命があるからこそ、無事に作業が終わったときの達成感は何度でも味わいたいと思っています。
出張先で過ごす時間は役得と言えるかもしれません
当社では福岡や愛媛、岐阜、埼玉、茨城、新潟などに現場があり、その中で私はおもに福岡のセメント工場や愛媛の製紙工場を担当しています。仕様書をもとに見積もりや工程を作り、資材や協力会社などの手配、現場での工程管理、現地での発注元担当者との調整などを行うのですが、いったん現場に入ると1ヵ月くらいはホテルやビジネス旅館に宿泊することになります。複数の現場を合わせると一年の半分近くは出張先で過ごすことになりますので、そこはあらかじめ知っておいていただきたいですね。
ちなみに、場合によっては応援として自分の担当以外の現場に入ることもありますので、いろいろな場所に行くことが好きな方には向いているのかもしれません。私自身、各地でおいしいものを食べたりお土産を選んだりするのが楽しみで、役得だと思っています。
長期休みは旅行などでリフレッシュしています
ファーネス工事部の特徴として、ひとつの現場が終わって次の現場に入るまでに連続した有給休暇を取りやすいということがあります。私は家でじっとしているより外でなにかすることのほうが好きで、先日は夫婦で4泊5日のドライブ旅行に出かけてきました。富士山を静岡県と山梨県の両方から見るのが目的でしたが、途中、ホテル泊だけなく車中泊やキャンプも楽しみながら開放的な時間を過ごすことができました。
築炉の現場ではひとつ15kg以上もあるレンガを大量に扱うなど、周囲の動きや音に意識して事故を防いだり、作業が順調に進むように気を配ったりする必要があります。だからこそ、長い休みを取ってリフレッシュすることも、ある意味、次の現場に向けての準備といえるかもしれませんね。